目カメラで撮ったから

自制できるもんならとっくにしている

宝塚ってミュージカルっぽい曲だけじゃないんだねメモ

アイドル好きの中にはアイドルのパーフォーマンスや個々のパーソナルな部分に重きを置かない楽曲重視のファン=楽曲派がいるけれど、宝塚の音楽を好んで聴く人は宝塚のお芝居やショーが好きな人、がほとんどのような気がします。少なくともアイドル楽曲派よりは宝塚の音源のみ聴きます派の人口はグッと減ると思う
ただ、いろんな畑で泥だらけになってきたオタクにはおもしろい発見が思いのほか多かった!あと普通に曲として格好良いというか、宝塚ってTHEミュージカル楽曲だけじゃないんだ~!というのが何よりイメージを覆されたところでもあって新鮮におもしろかったんですよね~~~ということで、2018年現在の特におもしろいな~と思った楽曲を記録したいのでします

 

 

なんだかちょっぴりスティングっぽい曲

冒頭からおいおいなに言ってくれちゃってんの、と言われそうだけど話を聞いて!
この曲は05年初演の花組マラケシュ・紅の墓標」で使われている楽曲で、物語の序盤に当時のトップスター・春野寿美礼さんが歌う作品自体のテーマ曲でもあります。舞台は題名通りマラケシュ=砂漠の街ということで、なんとな~くラクダがいそうな、男性がターバン巻いてそうな、エキゾチックな雰囲気漂う曲………って書いてもわかりにくい。伝わらない。でもこの良い!と思ったポイントをなんとか説明したい!
…と思った時、私はスティング様のこの曲を思い出したのだった

Desert Rose

Desert Rose

  • スティング
  • ポップ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

Desert Roseに関しては母親の影響でたまたま知っていた、という状況なのですが刺激されるツボの種類が私の中では同じだった。っていうかデザートローズ=砂漠のバラ=マラケシュの内容との合致度よ!!!
曲自体の雰囲気もそうだけど、Prologue・Maghreb de Sableの何が格好良いってインスト部分なんですよ(春野さんの包容力抜群な歌声ももちろん魅力よ)4:51の半分以上は歌唱パートがない。というか舞台上は春野さん演じるリュドヴィークが袖にはけた後、砂の男と砂の女=ダンサーたちが踊る場面になるのでその伴奏に切り替わるんですね。視聴ではどうしてもそこまで辿り着けないんだけど、あの転調部分のジャズっぽさが最高に格好良いんだよな…宝塚の舞台音楽で最初に震えた思い出の一曲

作曲者は斉藤恒芳さん。この曲だけでなく「マラケシュ・紅の墓標」の使用楽曲はすべて斉藤さんによって手がけられています。作・演出の荻田浩一さんとはよくコンビを組んでいたみたい。で、調べていくとまたひとつ私の足跡と重なる点があったんですよね
で、その足跡とは………仮面ライダーキバ!!!なんと仮面ライダーキバの楽曲担当が斉藤恒芳さんその人だったんですよ!私キバ全話見てたよ!いま振り返って聴いてもほんとに格好良いよね~~!!
12年花組「Victorian Jazz」以降はしばらく宝塚に楽曲提供していなかったようなのですが、18年月組「カンパニー/BADDY」のパンフレットにてお名前をお見かけした時は本当にうれしかったです…!また是非!よろしくお願いします!
※そして下書きに寝かせている間に花組「BEAUTIFUL GARDEN」でまたもや再会できました!ワーイ!

 

 

和楽器とギターとブラスのコラボが最高にクールな曲
鷹と鷲

鷹と鷲

  • provided courtesy of iTunes

タイトル通り。またもや歌唱パートでない部分をメインで褒めることになってしまうのですが、でも舞台を作り上げているのは演者だけではないわけで…!あ、というか今更だけど宝塚が常に生オケであることを知らない方も結構いるんじゃないかな?現に私もそうだった。この事実結構衝撃的でした。以上余談
曲のベースは和だけど洋も取り入れている和洋折衷楽曲…そんな説明でいいのかわからないけれど、和楽器がどっしり土台を作っている上に乗っかる泣き気味のギターと溌剌とした金管組が合わさった時の格好良さと言ったらない。ああ~どんな楽器が使われているのかちゃんと知りたいなあ…
ちなみにこの曲が使われている16年花組の日本物ショー「雪華抄」ですが、衣装デザイン・監修がKEITA MARUYAMAでおなじみの丸山敬太氏です。そういう入り口もあるのか…興味の間口が広い!


花組公演『雪華抄(せっかしょう)』『金色(こんじき)の砂漠』初日舞台映像(ロング)

(0:56あたりから鷹と鷲)鷹=明日海りおさん、鷲=柚香光さんを始めとした男役たちの舞いが非常に勇ましく美しい。コーラスも綺麗で大好きな場面
併設作品の「金色の砂漠」については好きすぎて話が長くなるので割愛します…

 

 

アニメ好きなら即馴染むこと間違いナシ曲
大正浪漫恋歌

大正浪漫恋歌

  • 宝塚歌劇団・柚香 光、鳳月 杏、水美舞斗、ほか
  • J-Pop
  • ¥150
  • provided courtesy of iTunes

OP映像付きだとよりそう感じるはず。だって三次元なのにみんな二次元なんだもの…!(?)鳳月杏さん=ちなつさんの青江冬星、すごいから…脚の長さ原作と同じかそれ以上に長いから…嗚呼映像を見せられないのが残念で仕方ない!いまからでも遅くないからDVD出そう???
…って書くと曲関係ねーじゃん、という感じですが根拠はあります。なぜなら曲の生みの親がElements Gardenだから~~~!!!

マジLOVE1000%

マジLOVE1000%

  • provided courtesy of iTunes

貼っておいてなんですが1期の1話しか見てないから内容は存じませんすみません。でもこの曲だけは知ってるし歌える。めちゃくちゃ流行った記憶がある。そんな「マジLOVE1000%」を世に送り出した作曲家集団こそがElements Gardenなのだ!にわかなのでこれ以上は発言を慎みますが、要するにアニメ界の大物も宝塚舞台音楽に実は関わっていた、ということを言いたかった。
なんでも17年花組はいからさんが通る」の脚本・演出を担当した小柳奈穂子先生が端的に言うとオタクな方なんですね。先日スカイステージの番組でときメモGSの話をしていておもしろかったな…話が逸れました。ちなみに11年月組アリスの恋人」では楽曲担当がElements Gardenであることの他に、衣装協力・BABY,THE STARS SHINE BRIGHTにびっくりした。いやよく考えたら宝塚の世界観にロリータファッションってマッチするよね!?やっぱり興味の間口が広い!誰もが引っかかりそうな種が散りばめられている工夫に感服の一言

 

 

階段から降りてくる時にかかるあの曲

最後は意外!ではなく王道!いわゆるパレード曲です。これは楽曲そのものというよりショーの様式美に待ってました~~!!となるアツさがあるから大好き。でもその気持ちを盛り上げてくれるのもこのパレード曲なんですね。だから結局曲も大事、曲が要。
基本的にはショーで使われている楽曲を繋いで出来上がるものなのですが、毎回毎回どうしてこんなに気持ちよくひとつの楽曲になっているんだろう…と感動する。これで本当にこのショーは終わりだぞ!出し切るぜ!という最高潮の熱を受けたらもう無言で拍手するしかなくなります。たまに双眼鏡を覗きつつ
そしてパレード曲の例として貼った12年月組「Misty Station」はパレードはもちろん、全曲全場面が好きすぎて本当に困ったショーだよ!気を抜いていると魂のルフランが始まったりするので本当に気をつけてください。見終わった直後にもう一度再生するはめになります。霧矢さんの歌がうますぎるんだ…

 

 

宝塚はありとあらゆる方向から楽しめるのでまだまだ探究はやめられそうにないな~と思うし、他の好きと交わるポイントも多々あるので、本当に死ぬまでには一度というより一度も見ないで召されるのはやめて!!!という気持ちです。おしまい